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【静岡県】

空き部屋「居場所」に 三島の県営住宅、高齢者の交流拠点

静岡新聞 2018年4月20日(金)
式典後、芋煮を食べて交流する参加者=18日午前、三島市の県営光ケ丘団地
式典後、芋煮を食べて交流する参加者=18日午前、三島市の県営光ケ丘団地

 三島市光ケ丘の県営光ケ丘団地に18日、空き部屋を活用した「居場所」が開設された。団地内で急増する1人暮らしの高齢者が集い、交流の場としての機能を担う。地元自治会や市社会福祉協議会、県、市が連携した。県営住宅の空き部屋を使った同様の取り組みは県内初という。
 「誰が、いつ来ても、いつ抜けてもOK」を基本コンセプトとし、平日の日中の時間帯に開放する。場所は敷地内の低地にある同団地第9棟の1階で、間取りは3K。健康や権利擁護、介護などの各種相談会、体操講座なども開催していく。
 市社協によると、同団地は全10棟に約270世帯が居住し、独居者は約半数に上るという。従来の地域交流の場である集会所や公民館までには長い階段があり、これを苦に行くのを避ける住民が増えていたという。
 18日は関係者が式典を開いて完成を祝い、芋煮を食べて交流した。光ケ丘県営住宅自治会の下山和昭会長は「これまで集会所にタクシーを使って行く人もいたが、気軽に立ち寄れる場所ができた。多くの人に利用してほしい」と話した。