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【山梨県】

絵や書、創作通じて笑顔 甲州・高齢者らアートケア展

山梨日日新聞 2017年10月23日(月)
展示作品を眺める人々=甲州市勝沼町菱山
展示作品を眺める人々=甲州市勝沼町菱山

 高齢者らが制作した絵画やクラフト、立体作品などを展示する「アートケア作品展」(アートケアサロン・楽主催)が29日まで、甲州市勝沼町菱山のぶどうの丘美術館で開かれている。
 同館の制作室で開かれるサロンに通う高齢者や障害者ら約30人が出品。サロン代表の鶴田修さん(68)=甲州市塩山上於曽=の指導を受け制作した絵画や書、陶芸やクラフトなど約200点が並ぶ。
 鶴田さんはグラフィックデザイナーやイラストレーターを経て介護老人保健施設に勤務。2003年から高齢者の介護予防などを目的に「アートケア」と題して施設の内外で絵画や工作を教え、今年7月、サロンを立ち上げた。
 甲州市塩山赤尾の初鹿野文子さん(80)は「闘病中だけれど、制作中は体の痛みを忘れる」、山梨市の白井恵美子さん(74)は「介護状態になる前にと思って来た」と笑顔。鶴田さんは「今までできたことができなくなる喪失の年代において、創作を通じて新たにできることを獲得する手助けをしたい」と話している。
 午前10時〜午後5時。問い合わせは鶴田さん、電話0553(33)2357。