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【福島県】

地域包括ケア普及へ創刊 いわき市が情報紙、サイトも創設

福島民友新聞 2018年2月5日(月)
地域包括ケアの認識拡大へいわき市が発刊した情報紙「igoku」の編集長猪狩さん
地域包括ケアの認識拡大へいわき市が発刊した情報紙「igoku」の編集長猪狩さん

 地域包括ケアに対する認識が市民の間に広がってほしいと考え、いわき市はフリーペーパーの発行やウェブサイトの創設を通して情報発信する新たな取り組み「igoku(いごく)」を始めた。「いごく」はいわき市の方言で「動く」の意味。高齢者が自分らしく生き、周りの人が支えるために動くことを考え、地域包括ケアの実現につなげていきたい狙いだ。
 地域包括ケアは、高齢者が住み慣れた自宅で最期を迎えられるような環境の実現を目指す。住民レベルの理解がどれだけ深まっているかが実現に向けての大きな課題となるという。
 いわき市の地域包括ケア推進課は理解の広がりに向け、高齢の親を持つ30代後半から50代を情報発信のターゲットに設定。昨年9月にウェブサイトを設け、同12月にはフリーペーパー「紙のigoku」を創刊した。
 フリーペーパーは、同課の猪狩僚さん(39)が編集長を担い、民間のデザイナーや編集者らと共に作っている。創刊号は「在宅療養」をテーマに特集を組み、在宅療養を経験した家族の生の声を取り上げたほか、ケーシー高峰さんらをモデルに「老いの魅力」を伝える写真を展開した。