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【広島県】

介護サービス担い手拡充へ 広島・海田町が講座や研修会

中国新聞 2018年4月13日(金)
研修カリキュラムの内容を花みずきの職員(右)と確認する山根施設長
研修カリキュラムの内容を花みずきの職員(右)と確認する山根施設長

 広島県海田町は本年度、町内の社会福祉法人と連携し、軽度者向け介護サービスの担い手の拡充に取り組む。7月からサービスの一部を町シルバー人材センターに委託。町は講座や研修会も開き、労働人口が先細る中でも地域で人材を確保する狙い。

 委託するのは、掃除や買い物、食事準備、薬の受け取りなどの日常生活支援の訪問サービス。研修を受けたセンターの会員が利用者宅に赴き、ケアプランに基づいたサービスをする。

 これまで担い手は介護保険法で一定期間研修を受けた介護福祉士などに限られていた。だが、軽度者向け介護サービスが昨年4月までに国の介護保険制度から市町村の事業に移行したのに伴い、自治体が独自に設定できるようになった。

 町は、今後増加が見込まれる地域の高齢者に、担い手としての役割を期待。高齢になっても働くことで介護予防にもつながり、好循環を生むと見通す。

 6月には町内の社会福祉法人の協力を得て、センター会員の研修会を開く。認知症の知識や正しい介護の在り方などを現場の専門職員たちから学ぶ。

 4月22日午後1時半からは、ひまわりプラザで、町民フォーラムを開く。会員研修のカリキュラム作りにも携わる、特別養護老人ホーム花みずきの山根喜代治施設長が認知症をテーマに講演。山根施設長は「皆が共通の認識で支え合っていける地域を目指したい」としている。

 フォーラムは事前申し込みが必要。16日まで受け付ける。町長寿保険課Tel082(823)9609。(鴻池尚)