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【栃木県】

認知症予防に思い出の曲 毎週水曜「歌謡カフェ」 佐野でNPO法人

下野新聞 2018年9月6日(木)
お年寄りの居場所となりつつある「懐かし歌謡カフェ♪ミューズ」
お年寄りの居場所となりつつある「懐かし歌謡カフェ♪ミューズ」

 【佐野】昭和の歌謡曲を聴きながら交流し、認知症の予防を図るNPO法人エコロジーオンライン主催の「懐かし歌謡カフェ♪ミューズ」が、浅沼町の就労支援センター風の丘で開かれた。毎週水曜日に開催し、70代〜80代のお年寄りが青春時代に流行した昭和初期〜中期の「鉄板ソング」を厳選して流す。一人で過ごす時間が多くなりがちなお年寄りに癒やしの居場所を提供している。
 思い出の曲を通じた米国発祥の認知症ケア「ミュージック&メモリー(M&M)」が認知症患者に効果があるとされていることから、同NPO法人は予防段階でも効果があると考え、カフェをスタートさせたという。
 この日のカフェでは、美空ひばりの「みだれ髪」など昭和の名曲が流れる中、お年寄りが談笑していた。浅沼町、店網信(たなあみのぶ)さん(87)は戦時中の体験や、1964年の東京五輪の思い出話に花を咲かせ、「みんな親切で楽しい」と笑顔だった。
 カフェにはお菓子やジュースも用意し、ボードゲームなどもある。無料で利用可能。同NPO法人の上岡裕(かみおかゆたか)理事長は「お年寄りの交流の場にしていきたい。気軽に足を運んでほしい」と話している。
 (問)就労支援センター風の丘0283・85・8587。