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【愛媛県】

松山で認知症への理解深めるフォーラム

愛媛新聞 2018年9月12日(水)
認知症の予防や災害時への備えなどについて話す新井教授
認知症の予防や災害時への備えなどについて話す新井教授

 認知症フォーラム(NPO法人それいけ夢工房主催)がこのほど、松山市堀之内の県美術館講堂であり、市民が認知症への理解を深めた。
 順天堂大大学院(東京)の新井平伊教授が、災害時に認知症患者など災害弱者の命をどう守るかをテーマに講演した。「衣食住」と合わせて「医療」の備えが大事だと指摘。自分で身を守るために「家族やかかりつけ医の連絡先はもちろん、服用中の薬のリストを必ず持ってほしい」と訴えた。
 認知症予防について「発症させないことは難しくても、発症・進行を遅らせることはできる」とし、早い段階での服薬や適度な運動、睡眠などの必要性を説いた。
 続いて、50代で若年性認知症になった妻・薫さんの介護を十数年続ける伊方町の金森一臣さん(68)が日々の暮らしを紹介。「地域の皆さんが声掛けしてくれ、サポーターのようだ。心強い味方となっている」と話した。