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障害者福祉

【和歌山県】

障害児と家族1100人招待 白浜のアドベンチャーワールド

紀伊民報 2017年6月13日(火)
イルカなどのショーを楽しむ障害児とその家族(和歌山県白浜町)
イルカなどのショーを楽しむ障害児とその家族(和歌山県白浜町)

 和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで10日、同園から招待を受けた県内の障害児とその家族らが、動物と触れ合ったり、観覧車などに乗ったりして楽しいひとときを過ごした。 

  動物園が毎年6月の第1金曜の夜に、障害のある子どもとその家族を招待するという国際的な活動で、「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」と呼ばれる。1996年にオランダの動物園が始めた。 

  世界各国で実施されているが、県内では初めて。同園が事前に参加者を募り、希望のあった18歳以下の障害児とその家族の中から抽選で255組1112人を無料招待した。 

  閉園時間の午後5時で一般客が退出するのに合わせ、午後4時半〜7時半に実施した。参加者は人気のパンダを見たり、イルカのダイナミックなショーなどを楽しんだりして思い思いに過ごした。 

  御坊市の会社員男性(45)は「普段は置いていかれる気がして人混みが気になっていた。今日は空いているので、子どもたちのペースでゆっくり楽しめた。こういう活動が日本にも浸透してきたのだとうれしく思った」と喜んだ。 

  同園は「障害者の方にも気兼ねなく楽しんでもらえたらと日頃から感じていて、以前から計画していたが、初めての試みで不安もあった。今回の経験を参考にし、今後も継続したい」と話している。