ニュース
障害者福祉

【静岡県】

障害児の絵で雑貨に彩り 静岡のショップ、開店1年

静岡新聞 2018年1月10日(水)
ココワオリジナルの商品を手にする須田代表(右)ら=静岡市清水区清水町のココワショップ
ココワオリジナルの商品を手にする須田代表(右)ら=静岡市清水区清水町のココワショップ

 障害のある子が描いた絵をモチーフにした雑貨を制作、販売している静岡市内のグループ「cocore(ココワ)」が、同市清水区の次郎長通り商店街に初の店舗「ココワショップ」を構えてから、まもなく1年。「かわいい、面白い―をきっかけに、障害に興味を持ってほしい。福祉の入り口のような存在になれたら」。グループの願いを発信する拠点となっている。
 メンバーは、自閉症や発達障害の子の母親や美術教師、福祉施設職員ら19人。4年前に結成し、2017年1月に須田亜紀代表(49)の実家の眼鏡店跡をショップに改装した。バッグやポチ袋、マグカップ、ペンケース、洋服など、カラフルでデザイン性の高い商品が並ぶ。ココワオリジナル商品のほか、全国から、障害者が制作に関わったおしゃれな雑貨も仕入れている。
 品ぞろえに引かれて、清水港に泊まった客船の乗客など観光客が立ち寄り、土産として買っていくこともある。「この絵を描いた子は、魚が大好き。こだわりが強いという自閉症の特性が生み出した作品です」。交代で店に立つメンバーは、商品に詰まった一つ一つの物語を説明する。須田さんは「子どもたちのポジティブな面を伝えたい」と話す。
 営業は月、木、土の各曜日、午前10時〜午後3時。「障害のある子のお母さんたちにも、気軽におしゃべりに来てほしい」と呼び掛けている。