ニュース
障害者福祉

【鹿児島県】

「未来の車いす」実現 霧島市牧之原小5年生が考案

南日本新聞 2018年3月7日(水)
自分のアイデアをもとに製作された車いすに試乗する浜田士輝君=霧島市国分中央3丁目
自分のアイデアをもとに製作された車いすに試乗する浜田士輝君=霧島市国分中央3丁目

 鹿児島県霧島市の牧之原小学校5年、浜田士輝(とき)君が考案した「未来の車いす」をイメージした実物の車いすが完成した。3日、市役所前であった地域福祉の未来を考えるイベントでお披露目された。

 高齢者の介護支援に取り組む団体などが昨年、「カッコイイ未来の車いすスケッチ大会」を開いた。約900点の作品の中から、最優秀賞に輝いた浜田君のアイデアを生かし、地元の第一工業大学の武田隆宏助教らが約10カ月かけ設計。企業の協力も得て、機械いじりが得意な介護福祉士東園隆政さん(34)=同市隼人=が1カ月で製作した。

 屋根に太陽光パネルを装着した電動車いす。リクライニングシートや送風ファンを備え、足元の段差をモニターで確認できる機能もある。国分シビックセンターに展示される。

 浜田君は「実物になるとは思ってもいなかったので驚いた。体の不自由な人が未来の車いすを生かしていろんなことに挑戦してほしい」と話した。