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障害者福祉

【岡山県】

熊本の障害者施設クッキー委託販売 岡山の高校、復興支援

山陽新聞 2018年5月16日(水)
精思高校商業クラブが販売するクッキー
精思高校商業クラブが販売するクッキー

 災害からの復興支援活動に取り組んでいる倉敷市立精思高校(同市八王寺町)商業クラブが、熊本地震で被災した障害者施設と連携し、手作りクッキーの委託販売を始めた。売上金は施設に全額寄付し、復興に向けた活動資金として役立ててもらう。

 連携するのは、社会福祉法人くまもと障害者労働センター「おれんじ村」(熊本市)。熊本地震で運営する施設が被害を受けたが、徐々に復旧が進み、現在は利用者約30人が菓子作りや弁当販売、喫茶運営などを行っている。

 同高商業クラブは、同施設の利用者が手作りした「おれんじ村 COOKIE」を販売。プレーン、カフェオレナッツ、チョコナッツの3種類(95グラム、各420円)があり、ピュアリティまきび(岡山市北区下石井)1階の県内高校生が開発した商品の直売コーナーで4月から取り扱っている。

 「高校生の支援は大変うれしい。岡山の人に買ってもらえると、施設利用者の励みになる」と同施設の生活支援員新名弥生さん。寄付金は、復興に向けた施設建設や運営費で活用する予定という。

 同高3年女子(17)と2年女子(16)は「販売を通して復興を後押しするとともに、地震の記憶が風化するのを防ぎたい」と話す。

 今後は、商業クラブが出展する市内外のイベントでも販売する予定。20個以上の購入は別途注文を受け付け、割引もある。問い合わせは同高(086―422―0387)。