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障害者福祉

【鹿児島県】

財部町身障協が「フードバンク」事業 子ども食堂とも連携

南日本新聞 2018年9月14日(金)
「小さなフードバンクそお」が備蓄している保存食=曽於市役所
「小さなフードバンクそお」が備蓄している保存食=曽於市役所

 曽於市の財部町身体障害者協議会=水流純一会長(51)=は本年度から、家庭、企業で余った食料を引き取って活用する「フードバンク」事業に取り組んでいる。市生活相談支援センターを訪れた生活困窮者への提供を始め、子ども食堂とも連携。15日にはJR財部駅前で、一般から寄付を募る「フードドライブ」を行う。

 財部町身障協は会員の高齢化で活動継続が難しくなっており、5月から住民団体「新世紀日招(ひめぎ)塾」が運営のサポートに入った。その際、「障害者に限らず、生活に困っている人に手を差し伸べる活動をしよう」と、「小さなフードバンクそお」の名称で事業を始めた。

 霧島市の「フードバンクお助けマン霧島」からも支援を受け、これまでに長期保存が可能な食料100食以上を集めた。生活相談支援センターがある市財部支所に食料をストックし、必要な相談者に随時配っている。

 曽於市大隅で月1回開かれている「ふれあい食堂」にも食材を提供。行政や民生委員らに呼び掛け、生活困窮者を支援する勉強会を開くなど積極的に活動している。

 フードドライブは15日午後5〜7時に実施。財部駅前にテントを設けて食料を募る。未開封で常温保存ができ、賞味期限が3カ月以上あるものが対象。アルコール類や手作り品などは受け付けられないという。

 水流会長は「ほかの地域団体とも協力しながら、障害や年齢に関係なく笑顔で暮らせる社会づくりを進めていく。そのためにもまずはフードバンク活動の周知に力を入れていきたい」と話している。

 寄付などの問い合わせは市生活相談支援センター=0986(72)0011。