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【神奈川県】

認知症の客にどう対応? 横浜市西区が「お店版ガイド」作成

東京新聞 2018年12月10日(月)
認知症ガイドを受け取るスーパーの責任者(右)=西区で
認知症ガイドを受け取るスーパーの責任者(右)=西区で

 横浜市西区は、コンビニやスーパーなどで働く人向けに、認知症が疑われる人が来店した際の接客方法をまとめた「お店版 認知症ガイド」を作った。区によると、店向けのガイド作成は市内で初めて。

 「1日に何回も店に来て、同じ物を買っていく人がいる」といった相談が寄せられ、区は区内のコンビニ約30店に困っている点を尋ねた。ガイドには4つの事例について、認知症の人は何に困っているか、店はどう対応したら良いかを専門家の協力を得て盛り込んだ。

 例えば、レジで支払いがうまくいかないのは計算ができないか、焦っている可能性があると指摘。その際は大きな声でゆっくり話しかけ、トレーにお金を出してもらい一緒に数えると良いとアドバイスしている。

 区高齢・障害支援課の山田実課長は「認知症の人が店に来るのは、そこが安心できる場所だから。親切丁寧に対応し、楽しく買い物できる環境をつくってもらえれば」と話した。

 ガイドはA3判3つ折り。認知症の基本的な知識と、店が対応に困った時に相談できる連絡先も記載した。500部作成し、無料配布している。問い合わせは同課=電045(320)8410=へ。 (加藤益丈)