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【大分県】

世代超え交流深める 豊後高田市が高齢者向け会食サービス

大分合同新聞 2017年7月21日(金)
子どもと一緒に食卓を囲んで交流する高齢者たち=豊後高田市玉津
子どもと一緒に食卓を囲んで交流する高齢者たち=豊後高田市玉津

 豊後高田市は7月から、地域の65歳以上の高齢者を対象にした会食サービス「ふれあい食堂」を始めた。昨年8月からスタートした子ども食堂と連動させることで、世代を超えてふれ合い、高齢者の孤食と閉じこもり防止を目指している。市によると、幅広い世代が交流する会食サービスは県内初めて。

 豊後高田市玉津のコミュニティーカフェ「こいこい」で、市の委託を受けた市農漁村女性集団連絡協議会が栄養バランスを考えた夕食を1食300円で提供。初回の13日はマーボーなす、ジャガイモとコーンのバター炒めなどの料理が並び、高齢者から乳幼児までが一緒に食卓を囲んで同じメニューを味わった。近所から訪れた1人暮らしの大塚マツエさん(91)と牛迫悦子さん(79)は「今までは質素に寂しく食事を取っていたが、バランスの取れた夕食を語り合いながら食べることができて楽しい」と笑顔を見せた。
 子育て世代の支援を目的にした子ども食堂には、現在約90人が登録。母親と食事にやって来た永井叶夢(かなむ)ちゃん(3)は高齢者からデザートのバナナやブドウをもらって、「みんな優しい」と喜んでいた。
 ふれあい食堂の営業時間は毎週月曜日と木曜日の午後6時〜同8時。定員20人。祝日とお盆、年末年始は休み。現在、高齢者11人が登録しているという。
 問い合わせは同協議会が運営する玉津まちの駅「夢むすび」(TEL0978・25・4705)へ。