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【岡山県】

障害者手作りお菓子いかが 岡山・浅口の高校生らと新商品試作

山陽新聞 2016年1月20日(水)
山陽高生(右)から教わりながらおかしBOXで販売する菓子を試作する事業所利用者ら
山陽高生(右)から教わりながらおかしBOXで販売する菓子を試作する事業所利用者ら

 障害者が手作りした焼き菓子を箱に詰めてオフィスなどに置き、気軽に買ってもらう「おかしBOXいかさ」の新商品試作会が18日、岡山県浅口市鴨方町六条院中の山陽高で開かれ、事業所利用者らが生徒から作り方を学んだ。

 

 新しいお菓子は同高スイーツ研究部の生徒が考案した抹茶味のブール・ド・ネージュ、かぼちゃクッキーなど4種と、同部2年高瀬慶一郎君が昨夏、高校生パティシエ選手権で優秀賞を獲得した「白ゴマと栗(くり)のパウンドケーキ」。高瀬君は「工程をシンプルにして手に入りやすい材料に変更するなど、作りやすいよう工夫した」と話す。

 

 試作会には同部の1、2年生26人と5事業所の利用者、スタッフ計18人が参加。利用者は生徒たちにこつを教わりながら、材料を手際よく混ぜ、形を整えた。焼き上がるとオーブンから甘い香りが漂い、参加者一同が笑顔で味わっていた。「四つ葉の家」(里庄町里見)で働く女性(21)は「教えてもらったレシピに挑戦したい」と意欲をみせていた。

 

 おかしBOXいかさは、所得を向上して障害者の自立を支援する目的で、井笠地域の就労継続支援B型事業所と備中県民局が協力して2013年10月にスタート。一つ100円の菓子が入った箱を井笠地域の官公庁、企業などに置いて無人販売しており、現在125箱が設置されている。菓子の種類は30〜40種あるが、さらに魅力ある商品を増やそうと、県民局などが昨夏、山陽高に考案を依頼していた。新商品は2月から順次、おかしBOXで販売される。