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【鳥取県】

妊娠女性らに絵本贈呈 「ブックスタート」事業15周年

山陰中央新報 2017年4月21日(金)
中村勝治市長(左)に活動を報告する足立茂美さん(左から2人目)らメンバー
中村勝治市長(左)に活動を報告する足立茂美さん(左から2人目)らメンバー

 鳥取県境港市が赤ちゃんや妊娠中の女性に絵本をプレゼントする「ブックスタート事業」の15周年記念集が完成した。事業のあゆみや読み聞かせボランティア団体の紹介、これまでの活動報告などをまとめている。A4判24ページで100冊作成し、市内の保育園や小学校などに配布する。

 同市のブックスタートは2002年度、6カ月児健診時に絵本2冊を贈る形式で始まり、05年度には1歳6カ月児健診時に1冊、07年度からは母子手帳交付時に1冊を贈呈するよう拡充している。

 記念集の作成は16年3月から進めており、約1年かけて完成させた。オールカラーで写真やイラストを多用し、読みやすい形式に仕上げた。

 編集に携わった市内の読み聞かせボランティア団体のメンバー5人が17日、同市上道町の市役所を訪ね、中村勝治市長に冊子の完成を報告した。中村市長は「皆さんの熱意のおかげで、いい取り組みになっている」と謝辞を述べた。

 おはなしポケットの会の足立茂美代表(72)は「絵本の読み聞かせによって親子の絆が深まるという理解が、保護者にも広がっていることがうれしい」と笑顔で話した。

 市によると、6カ月児健診時に絵本を贈ったのは、15年度末で4126人。16年度のブックスタート事業には約113万円の予算を計上している。