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【山梨県】

パラ競技、児童が体験 障害者への理解深める

山梨日日新聞 2017年6月16日(金)
試合形式のミニゲームをする根木慎志さん(右端)と児童=富士河口湖町河口
試合形式のミニゲームをする根木慎志さん(右端)と児童=富士河口湖町河口

 パラリンピック競技を体験する特別授業「あすチャレ!スクール」(日本財団パラリンピックサポートセンター主催)が14日、富士河口湖町の河口小 と小立小の2校で開かれた。児童は車いすバスケットボールを体験し、障害者への理解を深めた。県内での開催は初めてで、鳴沢村や韮崎市の小中学校でも今月 開かれる。

 「あすチャレ!」は、「明日へのチャレンジ」の略で、同センターが2016年度から始めた。今年3月までに全国116校で行い、本年度は250校を予定している。
 河口小では全校児童92人が参加し、約1時間半にわたって特別授業が行われた。00年シドニーパラリンピックの男子車いすバスケットボール日本代表主将の根木慎志さんが講師となり、競技用車いすに乗りながら、一般用と競技用の車いすの違いやルールについて解説した。
 試合形式のミニゲームもあり、児童は慣れない車いすの扱いに苦戦しながら、必死にボールを追い掛けた。6年の松浦まやさんは「競技用の車いすは操作が難しかったけれど、楽しかった」と感想を話した。
 根木さんは試合後の講話で、高校3年生の時に交通事故で脊髄を損傷したことを説明。「困難なことがあっても最後まで諦めないで、一生懸命に物事に取り組んでほしい。お互いの違いを認め、共感できる人を目指してほしい」と語った。