ニュース
トップ

【岡山県】

支援学校生徒、販売や接客挑戦 岡山で初のキャリア教育フェア

山陽新聞 2017年7月13日(木)
フェア当日を前に喫茶サービスを実践する誕生寺支援学校の生徒たち
フェア当日を前に喫茶サービスを実践する誕生寺支援学校の生徒たち

 岡山県内の特別支援学校の児童生徒が授業の一環で手作りした菓子や雑貨を販売したり、接客に取り組んだりする「キャリア教育フェア」が、13、14の両日、岡山市北区下石井のイオンモール岡山1階未来スクエアで開かれる。子どもたちに学習や就労の意欲を高めてもらう狙いで県教委が初めて企画し、全16校が参加する。

 販売エリアでは、クッキーやパン、野菜、花、木製品のほか、備前焼の器やジーンズ生地で仕立てた小物など地域色のある手作り品も並ぶ。喫茶サービスもあり、甘味とコーヒーを提供する。

 学校別の活動紹介エリアでは、絵画や彫刻といった児童生徒の力作を展示する。

 当日に向け、児童生徒は準備に熱を入れている。誕生寺支援学校(久米南町)は喫茶サービスに挑戦する中学部の3年生7人が声の掛け方や伝票の書き方などを繰り返し確認。7日には町役場近くで町職員らを対象に実践した。池尚樹さん(14)は「多くの人が来てくれ、練習の成果も出せてうれしかった。フェアでも頑張って注文を聞きたい」と話した。

 県教委によると、特別支援学校高等部の卒業生の就職決定率(3月末現在46・2%)は近年増加傾向にあり、地元企業などでの実習経験が就業意欲を高めているとみられる。県特別支援学校長会の有本明彦会長(誕生寺支援学校長)は「校外で出会った人に助言してもらったり、失敗したりすることが、子どもたちがさらに学んでいく契機になる。ぜひ大勢の人に足を運んでほしい」と話している。

 両日とも午前10時〜午後3時。問い合わせは県教委特別支援教育課(086―226―7912)。