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【秋田県】

高校生、車椅子修理に汗 「役に立てばうれしい」

秋田魁新報 2017年8月10日(木)
車椅子の修理方法を学んだセミナー
車椅子の修理方法を学んだセミナー

 高校生が修理した車椅子を海外に贈る秋田県社会福祉協議会の事業「あきた車いすリサイクリング」のセミナーが7日、秋田市旭北栄町の県社会福祉会館で開かれた。能代西、男鹿工業、秋田工業、由利工業の生徒計23人が、大学生らの指導を受けながら、車椅子修理に汗を流した。
 新潟医療福祉大の車椅子修理サークル「FWS」の1〜3年の学生とOB計6人を講師に迎え、車椅子を逆さにして分解、車輪のさびや汚れをタオルで落とした。
 耐久性の高いノーパンクタイヤに交換する作業では、大学生らが「タイヤレバーをホイールとチューブの間に入れ、てこの原理を利用してはめて」とアドバイス。高校生は悪戦苦闘しながらも、作業を終えると満足感にあふれた表情を見せた。
 参加した由利工業機械科3年の明石竜太朗さん(17)は「構造まで分かりやすく教えてくれた。修理した車椅子が困っている人の役に立てばうれしい」と語った。
 県社会福祉協議会によるリサイクリング事業は2005年度にスタート。県内の福祉施設や病院で利用されなくなった車椅子を高校生に修理してもらい、今年3月までに447台をタイやスリランカなどに贈っている。本年度は県内9校が授業や課外活動の一環で約50台を修理する予定。