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【岡山県】

居場所拠点「通いの場」付き添い 岡山、お年寄り支援組織発足

山陽新聞 2017年10月5日(木)
「通所付添サポート隊」の出発式で、出迎えに向かう車両
「通所付添サポート隊」の出発式で、出迎えに向かう車両

 岡山県吉備中央町の「通所付添サポート隊」が発足し、出発式が9月下旬にかもがわ総合福祉センター(円城)で開かれた。町民ボランティアがお年寄りに付き添い、介護予防や居場所づくりを目的にした町内の拠点「通いの場」への移動を支援するのが役割。10月から本格的に活動する。

 県の通所付添活動促進事業のモデル事業として実施。町が行った講習会の修了者でつくる「町通所付添サポート協議会」のメンバーが、サポート隊員となる。通いの場はお年寄りらが集まって食事や体操などを楽しむ場で、町内には3カ所ある。11月には新たに1カ所開設予定で、既存施設を含めて公共交通が不便な状況などを考慮して企画した。

 計画では、お年寄りが通いの場に行き来する際、隊員が2人一組でサポート。町のリース車や町内の社会福祉法人が無償で貸し出す車両を使ったり、徒歩で付き添ったりする。事前予約が必要で、利用料は片道100円(徒歩も含む)。

 出発式には、協議会メンバー16人と関係者計約30人が出席。山本雅則町長らが「お年寄りが、安心して通いの場に行けるようになる。交通安全に気を付けて支援してほしい」と述べ、一人一人にサポーター登録証を手渡した。最後に車両2台が出迎えに向かった。

 同協議会の前嶋満智子会長は「通いの場に参加したくても、移動手段がなく困っている人が多くいるはず。安定的に支援できるよう頑張りたい」と話した。町は今後もサポート隊員の養成を行う。