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【北海道】

介護担い手確保に懸命、登別市が今後も支援事業継続

室蘭民報 2017年11月2日(木)
介護人材の発掘を目的に行われている介護サービス人材確保対策事業就労促進事業
介護人材の発掘を目的に行われている介護サービス人材確保対策事業就労促進事業

 登別市は、超高齢化社会を迎える中で安心して暮らせるまちを目指すため「介護サービス人材確保対策事業就労促進事業」を進めている。2025年には介護人材が道で1万2千人以上不足するといわれており、市は市内の介護事業所と連携し、知識や技術を習得する場を提供している。これまでに1人の就労に結び付いており、市は今後も新たな人材発掘を目指し、介護人材の確保に努めたい考えだ。
 同事業は、市内でも高齢化率が40%に近づく超高齢化社会になると予想される中、介護が必要な市民の支援に従事する人材の発掘を目的に2015年度(平成27年度)にスタートした。
 市高齢・介護グループによると、これまで計3回の研修会を実施。さまざまな理由で現場を離れた人に対する再就職や介護職に意欲的な人に対する就労支援を行っており、これまでに15人が参加している。「今すぐ就労を考えている人のみならず、家庭の事情などにより、介護の仕事に興味を持っている方の参加も多くみられる」状況という。
 10月13日に行われた研修会には8人が参加。掃除や調理など高齢者への身体介護を伴わない家事援助や、介護の職に関心がある人を対象に実施。4日間の日程で、認知症ケアの方法やコミュニケーション技法などの座学、介護事業所での現場実習などを行い、参加者が知識と技術の習得に努めた。
 同グループは、今後も継続して事業を行う方針で「市民の方々が介護の仕事に興味を持ってもらえるような取り組みを行うことで、就労につながっていければ」と市民の参加に期待している。