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【岡山県】

子ども版民生委員が高齢者訪問 津山、メッセージ渡し交流

山陽新聞 2017年11月8日(水)
高齢者宅を訪問して笑顔で話す児童
高齢者宅を訪問して笑顔で話す児童

 津山市の城東地区を拠点に地元の小学生で組織する「子ども委員会」(城東まちづくり協議会主催)がこのほど、高齢者の見守り活動をスタートさせた。5月に発足した委員会の具体的活動の第1弾。地域社会の一員として高齢者を大切にする心を育み、地域のつながりをつくる“子ども版民生委員”として、お年寄り宅を訪問し交流した。

 同地区では、同市林田の「じ・ば・子のおうち」を拠点に、子どもたちとお年寄りが一緒にクリスマス会などを実施。取り組みを発展させ、高齢者や地域のために何ができるかを、子どもたち自身に考えてもらおうと委員会を組織した。

 現在は林田小と東小の2、4、5年生計11人が月1回程度集まり、話し合いなどを行っている。その中で見守り活動を企画し、内容や手渡す品を決めた。

 初回は児童5人が上之町内の高齢者宅37世帯を訪問。二つのグループに分かれて同協議会メンバーや美作大の学生らと協力し、地図を見ながら事前に調べた家を1軒ずつ歩いて回った。

 酒本澄子さん(77)方には3人が訪れ、「いつまでも元気でいてください」「長生きしてください」などと声を掛けて、手作りのメッセージが入ったしおりを手渡した。酒本さんは「ありがとう。孫と同じぐらいの年齢でかわいいね」と笑顔を見せていた。

 小学5年女子は「喜ぶ顔が見られて良かったし、会話も楽しかった。これからも積極的に交流したい」と話した。

 委員会では今後、同地区内の全高齢者宅約150軒の訪問を目指す。