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【京都府】

昔話まかせて、小中高生が地域語り部に 京都・宮津

京都新聞 2017年11月14日(火)
手作りの衣装を身につけ、カッパが登場する劇を披露する養老小の児童たち
手作りの衣装を身につけ、カッパが登場する劇を披露する養老小の児童たち

 丹後の小中高生が語り部になり、地域に残る昔話や文化を紹介する発表会が、京都府宮津市国分の旧永島家住宅で開かれた。先人の知恵が詰まった逸話や郷土の歴史を、工夫を重ねた劇や朗読などで披露した。

 地域文化を学ぶ子どもたちの発表の場として府教育委員会が昨年から実施。今年は宮津、京丹後、与謝野の2市1町の6校から児童と生徒計42人が参加した。

 養老小(宮津市岩ケ鼻)の1〜3年生はカラフルな衣装や面を身につけ、地元に伝わるカッパなどの妖怪を紹介。子どもが夜遅くまで遊ばないよう現れたという「あかちゃびん」や「小豆洗い」といったお化けも元気いっぱいに演じた。

 丹後ちりめんの歴史や特徴を調べた宇川小(京丹後市丹後町)の4年生は「300年の歴史があるちりめんを丹後の自慢として大切にしていきたい」と発表。中高生も浦嶋伝説を英語で朗読したり、1927(昭和2)年の丹後大震災の被害を当時の写真や絵で振り返ったりした。

 宇川小4年の太下(おおした)里音さん(10)は「丹後ちりめんの歴史を上手に発表できた。他の地域のことも知ることができてよかった」と話した。