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【石川県】

学んで 子どもの発達障害 元教員・神谷さんが交流の場

中日新聞 2018年5月16日(水)
子育てに悩む親の力になりたいと話す神谷恭子さん=小松市内で
子育てに悩む親の力になりたいと話す神谷恭子さん=小松市内で

 発達障害や学習障害(LD)がある児童や生徒を支援してきた元教員の神谷恭子さん(59)=石川県小松市串町=が、同市土居原町の駅前コミュニティサロン友で月1回、小松市などで発達障害児らの子育てに悩む親が気軽に意見を交わし合える場所を開設する。児童の発達障害には「早めに気づくことが大事。子育ての悩みを抱えた人や発達障害を学びたい人は来てほしい」と話す。 (長屋文太)

 神谷さんは小中学校の教員免許を持っており、東京で小学校の教員をし、結婚で小松市に移り住んだのを機に退職した。7年前、産休教員の代わりに同市の小学校で教壇に復帰した。

 5年前からは学習や生活の支援が必要な児童を支える「特別支援教育支援員」として今年3月まで勤務した。この間、3年前に民間資格の特別支援教育士を取り障害への理解を深めた。

 支援員の経験から、小学校や幼稚園、保育所にうまくなじめない児童、未就学児を持つ親は、学校以外には周りに気軽に相談できる場所がなく、悩みを1人で抱えがちと知り、交流の場づくりへの思いが募った。「まずは気軽に来てもらって悩みがある人の話を聞きたい。必要があれば、市の発達支援センターを紹介する」などと話している。

 発達障害は早めに気付くほど、当事者に合わせて、苦手なことの克服を支援できるという。神谷さんは「発達障害への理解がまだ世間で広がっていない。みんなで悩みを話せる場をつくりたい」と願う。

 交流は19日午前9時半から11時半。フリードリンク、お菓子付きで、場所代に参加費1000円が要る。参加希望者は前日までに申し込む。