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【鹿児島県】

アイデア出し合い、パンケーキ考案 障害者運営のカフェ開店 霧島

南日本新聞 2018年6月18日(月)
「バリハピ」で働く「ワークショップしんあい」の利用者と職員=霧島市国分野口西
「バリハピ」で働く「ワークショップしんあい」の利用者と職員=霧島市国分野口西

 鹿児島県霧島市国分の菓子店「霧や櫻や」の2階に、身体、知的、精神障害者が接客や製造に携わるカフェ「バリハピ」がオープンした。互いにアイデアを出し合い、考案したパンケーキなどを提供する。スタッフは「おいしい物を食べてもらって、笑顔があふれる店にしよう」と意欲をみせている。

 隼人の就労継続支援B型事業所「ワークショップしんあい」を通所利用する41人のうち、1日3人程度と職員2人が勤務する。「霧や櫻や」の徳重克彦社長(52)が「カフェで働きたい女性がいる」と相談を受け、客に開放していたスペースを無償で貸すことに。2日オープンした。

 店名はバリアフリー・ハッピーを略したもので、「みんなが楽しく幸せに」との願いを込めた。パンケーキ(税込み600円)のほか、黒酢や甘酒、果物入りのスムージー(同600円)、かき氷(同700円)などがある。

 週3回働く徳吉愛美さん(32)は「互いの体調を気遣いつつ働いている。笑顔いっぱいの店にする」。川口暁子さん(39)は「うまくできるようになったら、他のところでも働いてみたい」と語る。

 「しんあい」を運営するNPO法人真愛会の川越美津子理事長(55)は「障害者が望む働く場ができてうれしい。誰もが役割を持ち、支え合う共生社会をつくりたい」と話した。営業時間は、午前10時半〜午後4時半。無休。