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【静岡県】

福祉理解促進へ「出張カフェ」 浜松・北区の生活介護事業所

静岡新聞 2018年9月3日(月)
呈茶サービスを行う施設利用者(中央)=浜松市北区三ケ日町の三ケ日協働センター
呈茶サービスを行う施設利用者(中央)=浜松市北区三ケ日町の三ケ日協働センター

 浜松市北区三ケ日町の生活介護事業所「ゼロベース三ケ日」が障害者との交流や福祉理解を促進しようと、町内の会合の場に施設利用者が出張して、呈茶サービスを行う「楽縁カフェ」を展開している。
 施設利用者6人と職員が昨年から、カフェのロゴが入ったそろいの衣装を着て三ケ日地区社会福祉協議会と三ケ日赤十字奉仕団の会合に出向き緑茶、コーヒー、菓子を振る舞っている。サービスの代金が利用者の賃金になるため、障害者の働く意欲の向上にもつながっている。
 31日には三ケ日協働センターで開かれた同協議会の役員会で出席者約20人に呈茶を行った。名倉道明会長は「会議の場を和ませてくれるので楽しみにしている。福祉について考えるきっかけにもなる」と話す。
 今後は地域の高齢者サロンへの出張など、活動の場を広げる考え。同事業所の平沢文彦代表(44)は「施設外で人と触れ合う仕事は利用者の成長につながる。カフェを通じて良い縁を築きたい」と話す。