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【宮崎県】

最新の介護現状学ぶ 小中学生ら施設見学

宮崎日日新聞 2018年9月5日(水)
都城コアカレッジが開いた「企業巡見」で介護リフトを体験する参加者
都城コアカレッジが開いた「企業巡見」で介護リフトを体験する参加者

 地元企業の良さを知ってもらい若者の就職を促そうと、都城市吉尾町の専門学校・都城コアカレッジ(児玉隆次校長)は、介護をテーマに市内の福祉施設を見学する「企業巡見」をこのほど開いた。市内外の小中学生や専門学校生ら12人が参加。職員、利用者双方の負担を軽減する最新の介護の現状などを学び、「きつくて大変」という介護のイメージを一新させていた。
 同市の支援事業の一環。参加者は特別養護老人ホームやショートステイ、サービス付き高齢者向け住宅などを運営する、同市志比田町の社会福祉法人「まりあ」を訪問。明るい雰囲気の中で利用者が暮らす各施設を見学した。
 江口智美施設長(51)は、全体でスタッフが約140人いることを挙げ、ゆとりを持って仕事ができることや、リフレッシュ休暇などが取得できる充実した福利厚生をPR。「旅行がしたいなど施設利用者の夢をかなえられる」と仕事のやりがいを訴えた。
 同市庄内町の特養ホーム「白寿園」では、保健師やケアマネジャーらを配置する地域包括支援センターの役割を学習。中別府義美施設長(50)は、情報通信技術(ICT)を活用し利用者の寝起きなどを判別することで、プライバシーに配慮した介護や、職員の負担を減らす取り組みを紹介した。リフトを導入した「抱えない介護」の現状も報告され、実際に参加者が職員の介助を受けリフトを体験。ベットから車いすへ移動した。
 同校医療ビジネス科1年の岩越菜奈さん(18)は「介護現場にリフトが使われているのを知らなかった。大変そうな介護のイメージが変わった」と話していた。