ニュース
トップ

【栃木県】

馬に癒やされ機能回復を 障害者と高齢者対象 今月、宇都宮で乗馬体験会

下野新聞 2018年9月12日(水)
障害者と高齢者を対象とした乗馬体験会への参加を呼び掛けるピルエットの井原副理事長(右)と全国乗馬倶楽部振興協会の音道さん
障害者と高齢者を対象とした乗馬体験会への参加を呼び掛けるピルエットの井原副理事長(右)と全国乗馬倶楽部振興協会の音道さん

支える側には講習会
 障害者乗馬に関心を持ってもらおうと、乗馬の普及や振興を目指す公益社団法人「全国乗馬倶楽部(くらぶ)振興協会」(東京都)は今月28日、宇都宮市砥上町の日本中央競馬会(JRA)の馬事公苑宇都宮事業所で、障害者と高齢者を対象とした初の体験会を開く。同29、30の両日は同所で、医療、福祉関係者や家族など「支える側」向けの講習会も実施する。同協会は「乗馬が心身に与える効果を実感してほしい」と参加を呼び掛けている。
 同市平出町のNPO法人「障害者のための馬事普及協会(ピルエット)」が協力。心身の機能回復や癒やしの力が注目される「ホースセラピー」の分野で活躍する馬を使い、専門知識を持ったインストラクターらが安全な乗馬を支える。
 障害者と高齢者合わせて40人ほどの参加を想定。午前と午後の部に分けて実施する。ピルエットの井原昌代(いはらまさよ)副理事長(64)は「乗馬はリハビリなどで大きな効果を発揮している。馬の持つ力を知るきっかけにしてほしい」と話す。
 講習会は、井原副理事長が講師を務める。障害者乗馬の意義、馬の引き手や両サイドから支えるサイドウォーカーの役割、緊急時の対処方法などを説明する。両日とも定員30人で、午前に座学、午後に実技を行う。
 イベントを企画した同振興協会の音道隆一(おとみちりゅういち)さん(41)は「医療機関と連携しながらホースセラピーに取り組むピルエットの実績は、全国から注目されている。講習会の参加者には今後、支える側として活躍してもらいたい」とPRしている。(問)ピルエット080・8908・4763。