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【広島県】

昼食振る舞い健康チェック 三原市本郷町、住民ら毎週末

中国新聞 2018年9月13日(木)
健康チェックを終えた住民でにぎわう食堂
健康チェックを終えた住民でにぎわう食堂

 西日本豪雨で大きな浸水被害が出た三原市本郷町船木地区で毎週末、住民有志が無料の食堂と保健室を開いている。旧JA三原船木出張所の建物を使い、11月末まで住民や企業が提供した食材で昼食を振る舞う。医療関係者による健康チェックもある。

 8日は約20人が参加。近くの食品製造のフジワンタンが提供したギョーザやいなりずし、野菜や鶏肉など具だくさんの汁などを出した。看護師や医師が住民の血圧などを測定し、健康相談にも応じた。

 自宅が大規模半壊した近くの主婦小川アイ子さん(83)は「生活再建の見通しが立たず、くじけそうだった。ありがたい」と喜んだ。調理を担当した農業石広恭子さん(66)は「こんな時だからこそ、温かいものを食べて元気を出してほしい」と見守っていた。

 希望する被災者への市の弁当配給が8月末で終わったため、住民の健康を心配する有志が同26日から運営を始めた。正午〜午後2時、船木地区や周辺で被災した人に約100〜150食を提供する。(政綱宜規)