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【岡山県】

パンや菓子の出張販売スタート 高梁の障害者就労事業所

山陽新聞 2018年11月8日(木)
出張販売で接客する利用者と職員(左側)
出張販売で接客する利用者と職員(左側)

 社会福祉法人旭川荘(岡山市北区)が運営する障害者の就労継続支援B型事業所・松山ワークセンター(高梁市落合町阿部)は、施設内の菓子工房「Cotoli(コトリ)」で製造し、主にイベントや贈答用に扱っているパンや焼き菓子などの出張販売を始めた。利用者が生き生きと働く姿を住民に見てもらい、障害への理解を広げる狙い。

 落合研修会館(落合町阿部)の駐車場を会場に5月から月1回のペースで出店。利用者が工房で製造している高梁紅茶やチョコチップ入りのクッキー計5種類(230〜250円)をはじめ、10種類前後の焼きたてのパン(各120円)、花の苗などを売り、購入者にホットコーヒーを無料サービスしている。

 西日本豪雨の影響で7〜9月は休止したため、4カ月ぶりに再開した10月11日は利用者7人と職員4人でテーブルや椅子を並べて売り場を開設。「クッキーはいかがですか」「おいしいですよ」と売り込む利用者の元気な声に誘われるように住民らが買い求めた。

 利用者の原哲也さん(53)は「みんなが買ってくれるととてもうれしい。商品を知ってもらえるチャンスにもなるので今後は回数も増やせれば」と話す。

 11月は22日午前10時半〜午後1時半に出張販売を行う。同センターは「これまで施設内の作業が中心で、地域住民と関わる機会は限られていた。地域に出て活動することは利用者の働く意欲の向上にもつながるため、今後も継続したい」としている。

 出店日時などの問い合わせは松山ワークセンター(0866―22―7101)。