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【秋田県】

贈り物で子どもを笑顔に チャリティーサンタ秋田支部 困窮世帯支援団体と協力

秋田魁新報 2018年12月7日(金)
昨年クリスマスイブのサンタ訪問の様子(チャリティーサンタ秋田支部提供)
昨年クリスマスイブのサンタ訪問の様子(チャリティーサンタ秋田支部提供)

 サンタクロースに扮(ふん)したボランティアが子どもにプレゼントを届けるNPO法人「チャリティーサンタ」(本部・東京)の秋田支部が、活動の幅を広げている。申し込みのあった家庭の訪問に加え、今年は子ども食堂などを展開する秋田市のNPO法人から支援を受ける家庭にプレゼントを贈る取り組みを始める。秋田支部代表の本田和也さん(22)=県立大4年=は「一人でも多くの子どもを笑顔にできたらうれしい」と話している。
 チャリティーサンタは2008年に東京で活動が始まり、現在は全国に34支部ある。3千円の寄付があった家庭をサンタが訪問する活動と、貧困家庭や東日本大震災など被災地の子どもの支援に取り組んでいる。
 秋田支部は13年に設立。17年までの5年間で、秋田市や由利本荘市を中心に236軒を訪ねた。今年は希望する家庭への訪問に加え、子どもの貧困問題に取り組む秋田市のNPO法人「あきた子どもネット」と協力。経済的に困窮している家庭などに無料でプレゼントを届けるチャリティー活動にも取り組む。
 チャリティーサンタが昨年度に実施したアンケートでは、シングルマザーの3人に1人が「クリスマスなんてなくていいと思ったことがある」と回答。「お金がかかる」「余裕がない」などと金銭的な負担を理由に挙げる人が多かった。
 本田さんは「クリスマスは全ての子どもたちにとって大切な日。秋田でもさまざまな事情から楽しめない状況にある子どもたちがいると知り、力になれればと考えた」と話す。
 秋田支部では、クリスマスイブ当日(24日)に県内の家庭を訪問するサンタ役を募集している。対象は18歳以上(高校生不可)。秋田市旭北地区コミュニティセンター(8日)、明徳地区コミュニティセンター(11日)、西部市民サービスセンター(12日)などで開く説明会に参加することが条件。
 サンタ訪問の申し込み、問い合わせは秋田支部の電子メール(akita.santa@gmail.com)、または本田さんTEL090・5626・6000