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義肢装具士
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四肢や体幹に障害のある人のため、義肢や装具を製作して日常生活をサポートする

しごとの内容

 何らかの障害によって手や足の一部、または全部を失った人や四肢・体幹に障害が残った人に対し、義肢や装具を適合させ、利用者が日常生活を送るうえで必要な機能の回復を図り、社会復帰をめざしたリハビリテーションを行います。

 具体的には、交通事故や病気、けがなどで手足を失ったり、不自由になったりした人たちに対し、手足の機能の代替のため、治療に必要な各種機器をつくります。このため、医師の指示のもとで義足や義手、コルセットなどの義肢をつくり、その相談に応じて身体への適合を図る一方、医療の普及・向上にも寄与します。それだけに、材料についての知識だけでなく、設計や製図、デザイン、工作機械の操作技術、整形外科、リハビリテーションなどの知識と技術が求められます。

主な職場

義肢製作所、病院、リハビリテーションセンター

将来性

 義肢装具は近年、福祉工学的な研究も加わって急速に進歩しているため、その技術水準はますます高度で、かつ複雑になっています。高度医療の普及や高齢化の進行のなか、リハビリテーションの効果のうえでも重要なしごとで、専門職として十分期待されます。






資格取得者数

5,558人(2020年3月末現在。ただし死亡した者、引退した者などを含む)


出典:「障害者スポーツ推進プロジェクト(障害者スポーツ用具活用促進事業)報告書」|公益社団法人日本義肢装具士協会
(https://www.mext.go.jp/sports/content/20200519-spt_kensport01-300001071-14-1.pdf)

勤務形態

 通常、日勤が一般的ですが、義肢製作所の場合、不規則となることが多いです。

給与水準

 勤務先によって異なるので一概にいえませんが、義肢製作所の場合、月収が25〜30万円程度です。

資格取得のルート

 高校、または高等専門学校、短大・大学を卒業する、もしくは「職業能力開発促進法」にもとづく義肢や装具の製作にかかわる技能検定試験に合格し、いずれも文部科学大臣が指定した学校、または都道府県知事が指定した養成所で必要な知識と技術を習得し、卒業して義肢装具士国家試験の受験資格を得て試験に合格して取得します。国家試験は公益財団法人テクノエイド協会が行います。

 採用試験は公立の場合は地方公務員試験、民間の場合は各施設の採用試験にそれぞれ合格し、しごとに就きます。


合格者状況


出典:「義肢装具士国家試験の結果」|公益財団法人テクノエイド協会 を元に表を作成
(https://www.techno-aids.or.jp/senmon/)

試験の概要

試験科目 @臨床医学大要(臨床神経学、整形外科学、リハビリテーション医学、理学療法・作業療法、臨床心理学及び関係法規を含む。)
A義肢装具工学(図学・製図学、機構学、制御工学、システム工学及びリハビリテーション工学)
B義肢装具材料学(義肢装具材料力学を含む。)
C義肢装具生体力学
D義肢装具採型・採寸学
E義肢装具適合学
試験期日 年1回、2月
試験地 東京
受検手数料 59,800円

午前と午後にそれぞれ択一式で50問ずつ出題されるため、幅広い専門知識とその応用技術の習得に努めることが大切です。


資格取得のポイント

 国家試験の受験資格を得るまでに大学や短大などで厚生労働大臣の指定する科目を履修し、卒業後に文部科学大臣が指定する学校、または都道府県知事が指定する養成所などで2年以上学ぶ必要があるため、根気よく継続することが求められます。

関連団体・組織

公益社団法人日本義肢装具士協会

 https://www.japo.jp/

公益財団法人テクノエイド協会

 https://www.techno-aids.or.jp/



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