看護師
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医療関係機関や在宅で、診療の補助や患者の日常生活の援助を行う

しごとの内容

 看護師の仕事は、傷病者、またはじょく婦(出産後の女性)に対し、療養上の世話や診療の補助を行うこととされており、医療、保健、福祉などの場で@医師などが患者を診療する際の補助、A病気や障害のある人たちの日常生活における援助、B疾病の予防や健康の維持増進を目的とした教育を行います。

 これらの看護の業務は「業務独占」とされており、医師や歯科医師、看護師・准看護師以外の人が行うことを禁止しています。また、守秘義務が課せられています。

 看護師は主に病院などの医療機関に勤務することが多く、こうした実務経験を重ねたうえ、専門分野に関する認定を受け、認定看護師や専門看護師といった資格、保健師、助産師などの関連資格を取得することができます。

 職務内容や職場も多種多様で、病院や施設、在宅の新生児から高齢者まで看護業務にかかわります。

 認定看護師:必要な教育課程を修了し、特定の看護分野で熟練した看護知識と技術を用い、看護ケアを
 実践できる看護師として日本看護協会から認定を受けた看護師をいいます。

 専門看護師:日本看護協会専門看護師認定試験に合格し、ある特定の専門看護分野で卓越した看護実践
 能力を有することが認められた看護師をいいます。

主な職場

 病院、診療所、有料老人ホーム、介護施設、民間企業、訪問看護事業所、保健所、学校

将来性

 「生老病死」は昔も今も変わらず、看護師の将来性は十分です。

従事者数

 95万2,723人(2010年12月現在)

勤務形態

 日勤・夜勤、常勤・パートタイマーなど、働く場所や働く人の条件により多種多様となっています。

給与水準

 国・公立病院の場合、月収は34万〜35万円程度であるのに対し、民間病院の場合、29万〜34万円程度と若干低いのが一般的な相場です。地方よりも都市部のほうが高い傾向にあります。

資格取得のルート

 次の@〜Dのいずれかに該当する人は看護師国家試験の受験資格を得ることができ、当該試験に合格し、厚生労働大臣の免許を得て看護師の資格を取得します。

 @文部科学大臣指定の大学(短期大学を除く)で、看護師になるために必要な学科を修めて卒業した人

 A文部科学大臣指定の学校で3年以上看護師になるために必要な学科を修めた人

 B厚生労働大臣指定の看護師養成所を卒業した人

 C実務経験3年以上の准看護師、または高校、もしくは中学を卒業している准看護師で、@〜Bに規定
  する大学、学校、あるいは養成所で2年以上修業した人

 D外国の看護業務に関する学校、または養成所を卒業し、もしくは外国で看護師免許に相当する免許を
  受けたもので、@〜Bに掲げるものと同等以上の知識と技能を有するものとして厚生労働大臣の認定
  を受けた人

 なお、Cのとおり、准看護師から看護師に進むことも可能で、昼間の学校で2年間、定時制の学校で3年間必要な学科を修業すれば、看護師国家試験の受験資格を得ることができます。このため、最短で看護師になるには中学を卒業後、准看護師養成所に入り、准看護師の資格を取得した後で看護師の資格を取得すると20歳で看護師になることができます。

資格取得のポイント

 看護師になるには看護師国家試験に合格しなければなりません。また、3年以上の実務経験のある准看護師も看護師国家試験の受験資格があります。

 なお、専門分野に関する認定を受けた「認定看護師」や「専門看護師」という資格もあります。

合格者状況


試験の概要

試験科目 @人体の構造と機能
 A疾病の成り立ちと回復の促進
 B健康支援と社会保障制度
 C基礎看護学
 D成人看護学
 E老年看護学
 F小児看護学
 G母性看護学
 H精神看護学
 I在宅看護論
 J看護の統合と実践
試験日 年1回、2月中旬
試験地 北海道、青森、宮城、東京、愛知、石川、大阪、広島、香川、福岡、沖縄
申し込み期間 11月下旬〜12月下旬
受験手数料 5,400円

関連団体・組織

日本看護協会

 http://www.nurse.or.jp/

日本看護学校協議会

 http://www.nihonkango.org/index.html

日本看護系大学協議会

 http://www.janpu.or.jp/

日本私立看護系大学協会

 http://www.spcnj.jp/