スクールソーシャルワーカー
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子どもに寄り添い、生活におけるさまざまな問題を解決すべく支援を行う

しごとの内容

 常に子どもに寄り添い、毎日の生活におけるさまざまな悩みやいじめ、不登校、暴力行為、児童虐待などに対し、事態を解決すべく支援することはもとより、状況によっては子どもを教育する教員も支える専門職です。

 わが国ではこのような問題に対処するスクールソーシャルワーカーの養成・確保が国際的に大きく遅れているため、いじめや仲間はずれ、無視など人権にかかわる問題があとを絶ちません。このため、文部科学省はこれまで補助金を増額してきたものの、法定義務とされていなかったため、地方自治体によってばらつきがありました。

 そこで、同省は2015年度から全国の公立小・中学、高校に教員とは別にスクールソーシャルワークを配置するとともに、教員を支援し、複雑化する課題に「チーム学校」として対応すべく、法改正を検討しています。

主な職場

 全国の公立小・中学、高校

将来性

 当面、全国の公立小・中学、高校に限られますが、早晩、全国の私立の小・中学、高校にも波及するものと予想されます。

登録者数

 1,466人(2015年3月現在)

勤務形態

 当面、複数の学校を非常勤で勤務しますが、予算措置や人材の育成によっては常勤も期待できます。

給与水準

 交通費別で、1時間当たり3,000〜3,500円が相場のようです。

資格取得のルート

 臨床心理士や社会福祉士、精神保健福祉士の試験に合格したあと、日本社会福祉士養成校協会、または日本精神保健福祉士養成校協会が認定するスクールソーシャルワーク教育課程の教育課程を修了します。

 ただし、なかには正規の事務職員を当てるところもあるため、この場合は公務員採用試験に合格し、職に就くことになります。

試験の方法

 スクールソーシャルワーカーとしての単独の試験はありませんが、臨床心理士の場合、保健福祉系の指定大学院に進学し、卒業する必要があります。社会福祉士の場合、福祉系の大学に進学するなどして受験資格を取得し、国家試験を受験して合格し、かつ公務員採用試験に受かることが条件となります。

資格取得のポイント

 臨床心理士の資格を取得する場合が最も有利ですが、社会福祉士や精神保健福祉士、また、日本社会福祉士養成校協会が認定するスクールソーシャルワーク教育課程の教育課程を修了します。

関連団体・組織

日本社会福祉士養成校協会・日本精神保健福祉士養成校協会

 http://www.jascsw.jp/

特定営利活動法人日本スクールソーシャルワーク協会

 http://www.sswaj.org/w_ssw.html