介護老人保健施設
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医療と福祉のサービスを併せて提供し、利用者の在宅復帰をめざす施設

概要

 厚生労働省令で定める要介護者に対し、施設サービス計画(ケアプラン)にもとづき、看護や医学的管理のもとでの介護や機能訓練、必要な医療、日常生活上の世話を行う施設で、定員4人以下のユニット型、29人以下のサテライト型、医療機関併設型の小規模老人保健施設があります。このほか、医療制度改革に伴い、介護療養型医療施設(介護型療養病床)が2018年3月末で廃止されることになっているため、その「受け皿」となる施設として、「介護療養型老人保健施設(新型老健)」と呼ばれる施設もあります。設置主体は医療法人や社会福祉法人、市町村です。

 介護老人保健施設におけるサービスは入所サービスとその他のサービスに分けられます。このうち、入所サービスは家庭復帰のためのリハビリテーションや療養に必要な看護、介護を中心とした医療サービス、日常生活援助などです。その他のサービスは在宅で療養している高齢者の通所リハビリテーション(デイケア)、訪問リハビリテーション、短期入所療養介護(ショートステイ)、介護予防サービスなどがあげられます。

 なお、利用は施設と利用者との契約により、食費(標準負担額)、理・美容代などは利用者の負担となります。

施設数

 3,393か所(2013年10月現在)

主な就業職種

 医師、看護師、介護職員、支援相談員、介護支援専門員(ケアマネジャー)、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、機能訓練指導員、栄養士、薬剤師、調理員、事務職員

採用について

 寝たきりや認知症高齢者が増加の傾向にあることや、2006年、2012年、2015年と三度にわたる介護保険制度の大幅な見直しに伴い、さらに整備される情勢です。しかも、2006年の医療法などの改正に伴い、現在ある療養病床38万床のうち、23万床が老人保健施設などに移行するため、採用枠は急増しそうです。

 なお、介護職員には介護福祉士、相談・指導員には社会福祉士の資格がそれぞれ求められます。

関連団体・組織

全国老人保健施設協会

 http://www.roken.or.jp/

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