少年院
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非行少年(児童)を立ち直らせるため、社会不適応の原因を取り除いて健全な育成を図る施設

概要

 家庭裁判所から保護処分として送致される、おおむね12〜20歳未満の非行少年(児童)、および16歳まで刑の執行を少年院で受ける少年(児童)に対し、入所、矯きょうせい正教育を行い、その円滑な社会復帰を期す法務省所管の矯正施設です。

 具体的には、年齢や性別、非行の程度、心身の著しい故障などに応じ、初等少年院、中等少年院、特別少年院、医療少年院のいずれかに入所し、小・中学校、高校などの学校教育に準ずる教科教育や職業補導、生活指導、保健・体育、特別活動などを通し、社会生活に適応させるための矯正教育が行われます。

 また、その効果的な処遇のため、問題性が単純であるのか、比較的軽いのか、あるいは早期改善の可能性が大きいのかどうかにより、一般短期処遇と特修短期処遇、長期処遇に分けられ、それぞれの処遇課程ごとに処遇計画が作成されます。そのうえで、教育的処遇や心理劇、カウンセリング、自律訓練法、交流分析、読書療法などの治療的処遇、薬物乱用や車、交友、家族など非行に直接かかわる問題に働きかけ、その非行性の除去を図る問題群別の指導などにより、目標達成のために努力するよう、指導が行われます。

 このほか、近年、保護処分の多様化とともに、短期少年院や交通少年院を設ける一方、仮退院という形で社会復帰し、保護観察を受けるため、関係機関や地域社会との連携も図られています。

 なお、医療少年院を除いては、男女は別の施設が設けられています。

施設数

 52か所(2013年5月現在)

主な就業職種

 法務教官、法務技官

採用について

 定期採用や欠員の補充などに応じ、公務員試験を実施して採用を決めていますが、公務員への就業に人気が集まっているため、門戸はきわめて狭いのが実情です。

関連団体・組織

法務省矯正局

 http://www.moj.go.jp/