家庭裁判所
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家庭内の紛争や非行を犯した少年の事件を専門的に取り扱う機関

概要

 家事事件の審判と調停、および少年事件の調査・審判を行う裁判所で、地方裁判所と同格の司法機関です。

 具体的には、家事事件の調停・審判を行う家事部と、非行少年の審判や少年の福祉を害する成人の刑事事件の裁判を行う少年部に分かれています。このうち、家事部では、夫婦や親子など親族間における人間関係や財産などをめぐる紛争をできるだけ当事者同士の話し合いによって解決させるため、調停が行われますが、それでも決着できない場合、審判に移すこともあります。このほか、職権による後見監督や扶養料などの履行の確保も重要な職務です。

 一方、少年部では、犯罪を犯したり、そのおそれのある20歳未満の少年を対象に、通常の刑事手続きによる処罰をせず、あくまでもその健全育成と人格形成を図るべく、性格の矯きょうせい正や環境の調整に関する保護処分のための調査や審判を行います。

 なお、12歳未満の少年については児童相談所に先議権があります。また、事件の内容によっては14歳以上であれば検察官に送致し、刑事裁判を行う場合があります。

本庁・支部・出張所数

 本庁:50か所、支部:203か所、出張所:77か所(2012年1月現在)

主な就業職種

 裁判官、家庭裁判所調査官、書記官、事務官、参与員、家事調停委員、医師、看護師

採用について

 家庭裁判所調査官は、毎年度、定期的に実施される家庭裁判所調査官補採用T種試験に合格したのち、採用されます。

 なお、非常勤の参与員と家事調停委員は民間の有識者のなかから委嘱されます。

関連団体・組織

最高裁判所事務総局

 http://www.courts.go.jp