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【岡山県】

食品ロスを生活困窮者に 赤磐市社協、高齢者や子育て世帯

山陽新聞 2017年9月29日(金)

右城店長(右)から不要となった商品を受け取る山田会長(中央)

 赤磐市社会福祉協議会は、賞味期限が近づいた食品を生活困窮者に無料で提供する「フードバンク」活動に乗り出した。NPO法人フードバンク岡山(岡山市北区岡町)や地元スーパーと提携し、廃棄される食品を回収して活用。食品ロス削減にもつながる社会貢献活動として、地元の企業などに協力を呼び掛けている。

 フードバンクは賞味期限が迫ったり、包装が傷んだりして販売しない食品を寄付してもらい、福祉施設や家庭に提供する。同協議会は赤磐市の委託事業として、4月にフードバンク岡山と提携して活動をスタートした。

 市役所内に設けている生活相談窓口を訪れた人に、生活の現状を聞き取った上で支援を決定。同協議会職員が各家庭に届ける。26日までに延べ30件の利用があった。

 スタート時はフードバンク岡山のみだった提携先は、9月にコープ山陽(同市下市)が加わった。月2回ペースで不要な商品の提供を受けることとなり、同月中旬には山田秀士会長らが同店を訪問。右城裕規店長から乾麺やコメ、調味料などを受け取った。

 山田会長は「貧困層の拡大で社会的ニーズは高まっている。今後も協力先を増やし、活動を継続できる仕組みをつくっていきたい」と話している。

 フードバンク岡山によると、県内では瀬戸内、岡山、倉敷、総社市も各市の社会福祉協議会に委託するなどしてフードバンクを展開。民間のボランティアなどにも取り組みは広がっているという。

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