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【栃木県】

地元野菜で食育、交流 栃木、地域食堂プレ営業

下野新聞 2017年10月4日(水)

ハロウィーンの飾りの中、食事を楽しむ参加者

市民団体「こどもの集える場所を考える会」
 【栃木】子どもたちの食育をテーマにしたコミュニティサロン「み・かしーた」が30日、境町の飲食店「シーフードレストランふじ」にプレオープンした。市内の市民団体「こどもの集える場所を考える会」(出井新(いでいあらた)会長)のメンバー7人が中心となり、「地域食堂」として地元産野菜を使った食事を通した多世代間交流の場を提供する。来年度中の本格運営に向けて、11月と来年2月にも季節のイベントを取り入れたサロンの開催を予定している。
 コンビニなどで買える加工食品を食べる機会が増えた子どもたちに、地元産野菜を使った料理を提供しようと、同店を営む出井会長が3月に会を発足させた。「み・かしーた」は「小さな家」を意味するスペイン語から名付けた。食材の生産者を含む多世代が一緒に食卓を囲んで交流できる場を目指している。
 子どもは1人でも来店可能で、アレルギーの有無や保護者の連絡先といった情報をサロンの登録カードに記入してもらう。食事は出井会長らが調理する。
 初回の30日は親子連れなど来場した25人が地元産野菜を使った食事やハロウィーンをテーマにしたイベントを堪能した。
 来場者のうち子どもは3〜15歳の13人。バルーンアートや市マスコットキャラクター「とち介」との記念撮影を楽しんだ後、出井会長(45)からハロウィーンの由来の説明などを聞いた。子どもたちは感謝の気持ちを込めて食前に手を合わせ、メニューのナスの前菜や野菜カレー、パンプキンプリンなどを味わった。
 自宅ではほとんどナスを食べないという日ノ出町、岡美桜季(おかみさき)ちゃん(6)は「今回はおいしく食べられた。ほかのイベントにも参加したい」と喜んでいた。
 11月25日にクリスマス、2月24日にはおひなさまをテーマに開催を予定しており、来年度中の本格運営を目指す。
 出井会長(45)は「子どもたちが多世代と交流し、手作りのものを大切にできる心が育つことを願っている」と期待している。
 (問)出井会長090・4128・5062。

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