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【岡山県】

「子どもの居場所」協力を 倉敷の団体、遊休田コメで活動費確保

山陽新聞 2018年2月8日(木)

収穫したコメを手に子ども支援活動への協力を呼び掛ける藤澤さん

 子どもの支援活動に取り組む一般社団法人「子どもソーシャルワークセンター つばさ」(倉敷市)は、スタッフが遊休農地を活用して作ったコメを販売している。売り上げは、地域の児童らが安心して過ごせる「子どもの居場所」づくりなどの活動費に充てる。

 川崎医療福祉大(同市)の卒業生2人と学生4人で運営する「つばさ」は2016年10月に発足した。同市の民家を借り、夕方などに子どもたちを受け入れ、スタッフが一緒に食事を囲み、勉強を教える「子どもの居場所」を運営。地域の幅広い世代が交流できるコミュニティーカフェも開いている。

 資金面が運営上の大きな課題となっている中、つばさの取り組みを知った三谷原強さん(68)=同市=の提案もあり、収入と耕作放棄地の活用につながるコメ作りを昨年から始めた。

 同市で遊休状態となっていた田(25アール)を借りて朝日米を栽培。三谷原さんに協力してもらいながら、スタッフが田植えや稲刈りをして昨秋、660キロを収穫した。

 三谷原さんは「子どもたちのために一生懸命頑張っている若者を応援していきたい」と言い、つばさ理事の藤澤祐輔さん(23)は「孤立しがちな子どもたちの支援と耕作放棄地対策という二つの地域課題の解決に役立つモデルケースにしたい。ぜひご協力を」と呼び掛けている。

 コメは5キロ2千円で販売している。

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