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【秋田県】

介護予防に、お寺で体操教室 歩いて通える気軽さ好評

秋田魁新報 2017年12月4日(月)

「いきいき百歳体操」を体験する参加者

 秋田県男鹿市地域包括支援センターは9月から毎月1回、男鹿市脇本百川の寶光院(ほうこういん)(小栗弘基住職)で「お寺で介護予防」教室を開いている。同センターは不定期に各地の公民館などで教室を開いているが、公民館がカバーするエリアは広いため足を運びにくい住民もおり、歩いて行ける範囲の会場を増やそうと寺院に目を付けた。気軽に通えることから高齢者らに好評だ。

 寶光院での教室は、檀家(だんか)らが20年ほど前から月1回行っている写経や御詠歌に親しむ会に合わせ実施している。3回目となった先月30日は女性12人が参加した。同センター職員が「加齢に伴うからだと心の変化について」と題し講話。高齢になると筋力や視力の低下で生活に困難を感じることが増え外出を控えがちになるとし、「動かないことが要介護状態の入り口になる。無理のない運動を続け、地域の集まりに積極的に参加してほしい」と呼び掛けた。

 続いて参加者は、高知市が考案し全国で行われている「いきいき百歳体操」を体験。音楽に合わせてゆっくりと手足を曲げ伸ばしする動作を行い「けっこう効くね」「だいぶ疲れた」と笑顔を見せ合っていた。

 毎回参加している武藤昌子さん(70)は「地元のお寺で介護予防活動に取り組めるのは新鮮。いろいろなことを体験できるのでとても楽しい」と話した。

 同センターは「介護予防は日頃の取り組みが大切。今後も住民が気軽に通える場所で教室を開いていきたい」としている。

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