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【宮崎県】

認知症、優しく声掛けて 親子向けに支援者講座

宮崎日日新聞 2017年11月22日(水)

認知症の人への適切な対応を考える福島小児童

 串間市の福島小(津曲文男校長、450人)で12日、認知症サポーター養成講座があった。同市と市社会福祉協議会が、より幅広い世代に認知症について理解してもらおうと初めて親子を対象に実施。5、6年生と保護者ら約260人が参加し、認知症高齢者への接し方や対応などを学んだ。
 参観日に合わせて行われ、市職員や市社協職員をはじめ、養成講座を修了した民間のボランティアら19人が講師を務めた。
 市医療介護課の職員は、認知症の主な症状として自分や他人のことが分からなくなったり、体験したことを忘れたりする記憶障害があると紹介。児童らに2日前の晩ご飯を尋ね「思い出せないと胸がもやもやする。患者はいつもそのような感覚を持っている」と病気への理解を求めた。
 市社協職員は「認知症の人は自分が何かおかしいと分かっていて不安になっている。優しく声を掛けると思いやりはちゃんと伝わる」と呼び掛けた。また認知症高齢者への適切な接し方を考えるワークショップもあった。参加者は親子で耳を傾け、理解を深めていた。
 6年の鎌田英太郎君(11)は「認知症の人は心を傷つけられるとパニックになると聞いて驚いた。今まで認知症について考えたこともなかったので学べて良かった。実際に会ったら優しく声を掛けたい」と話していた

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