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【山梨県】

子どもと高齢者、食事相席で交流

山梨日日新聞 2018年2月14日(水)

地域住民の集う場所として運営する「ニコニコ かかし食堂」=富士河口湖町船津

 高齢者の生きがいづくりなどに取り組む富士河口湖町のNPO法人「富士と湖とかかしの里」(小林那津子理事長)は、同町船津の事務所で月2回、子どもや高齢者などを対象に「ニコニコ かかし食堂」を開いている。低料金の食事を提供し、食事をしながら地域の人同士で会話を楽しんでもらい、交流を図る。〈清水一士〉

 同法人は富士北麓地域の高齢者が2013年に結成し、現在は約10人が所属している。借り受けた平屋建ての民家を拠点に活動し、高齢者を対象にした体操や脳トレーニング教室、着物のリメーク教室などを行っている。
 食堂は、地域住民らが集う場所をつくろうと、昨年12月に始めた。対象は幼児から高校生、その保護者と地域の高齢者。1食300円(高校生以下は100円)で料理を提供し、相席で座って会話を楽しんでもらう。料理は、調理師免許を持つ法人メンバーらが調理する。
 12日に開かれた5回目の食堂は、シチューとコーンバターライスを提供。正午のオープン前から親子連れや高齢者が続々と訪問し、同じテーブルに付き、会話を楽しんでいた。
 同日は過去最高の約50人が利用したという。
 3歳の子どもと初めて訪れたという同町船津の自営業羽田成希さん(33)は「普段、接する機会のない地域の人々と交流でき、面白かった。子どもの成長にとっても良い場所だと思う」と話していた。
 小林理事長(83)は「食堂を通して顔が見える関係を築くことができれば地域の結び付きが強まる。住民が楽しんで集える場所にしていきたい」と話していた。
 次回は24日。営業は正午からで、用意した料理がなくなり次第終了する。問い合わせは同法人、電話0555(72)2989。

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