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【愛媛県】

視覚障害者の支えに 伊予鉄駅員、構内で案内法学ぶ

愛媛新聞 2017年11月8日(水)

駅での視覚障害者の案内方法を学んだ伊予鉄道の社員ら=6日午前、松山市湊町5丁目

 伊予鉄道(愛媛県松山市)の駅員らが視覚障害者の案内方法を学ぶセミナーが6日、松山市湊町5丁目の伊予鉄松山市駅などで始まり、初日は19人がアイマスクをして駅構内を歩いたり、声掛けや手引きを実践したりしてサポートのあり方を考えた。
 近年、視覚障害者が駅のホームから線路に転落して死亡する事故が相次ぐ中、伊予鉄が初めて実施。8日までに鉄道課の計44人が受講する。
 日本盲導犬協会(東京)の佐々木重紀氏が視覚障害者の半歩前に出るなど手引きのポイントや盲導犬の役割などを説明し「駅によってはホームで音が反響しやすく、進行方向を見失いやすい。改札で『お手伝いしましょうか』と声を掛けてほしい」とアドバイス。
 参加者は2人1組になり、アイマスクを付けて横断歩道の通行や駅の階段の上り下り、電車の乗車を体験。介助役は、進行方向を丁寧に伝えながら歩く速度に気を付けて座席まで案内していた。
 参加した女性(19)は「目が見えない状態は想像以上に怖かった。こんな思いを抱える視覚障害者の方の生活の支えになりたい」と話していた。

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