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【岡山県】

介護予防「百歳体操」普及進む 岡山・赤磐、57グループに

山陽新聞 2017年10月6日(金)

百歳体操に取り組む高齢者=赤磐市桜が丘西

 高齢者の介護予防のために考案された「いきいき百歳体操」が、岡山県赤磐市内で広がっている。市地域包括支援センターが2015年度から普及に乗り出し、指導役となるボランティアを養成。現在は市内各地の高齢者でつくる57グループが体操を定期的に行っており、健康づくりの一つの手段として住民に根付いてきた。

 百歳体操は、高知市の理学療法士らが02年に考案。腕や脚に重りを付け、椅子に座ったままでゆっくりと動かす。筋力や柔軟性の低下を防ぎ、転倒防止などに効果があるとされる。

 赤磐市では同センターが15年6月に講習会をスタートさせ、各地域で指導役となる「運動支援ボランティア」を養成。同年10月には第1弾として高齢者の3グループが、地元の集会所などで体操を定期的に始めた。その後も普及は進み、今年9月末で57グループ(計約900人)にまで増え、同ボランティアも62人を数える。

 第1弾のグループの一つ、同市桜が丘西8丁目の住民でつくる「チェリークラブ」は週1回、60〜90代の約30人が集会所で童謡などのメロディーに合わせて体を動かす。体操の合間には手話を学んだり、おしゃべりしたりと、交流の場としても定着。9月下旬には開催回数が100回に到達した。

 参加する女性(87)は「だんだん体が軽くなり、家事も楽になった。みんなと一緒だから続けられる」と話す。

 同センターは「高齢化が進む中、住民主体で介護予防に取り組んでもらうことは重要。百歳体操のメリットを伝え、今後も年間30グループのペースで増やしていきたい」としている。

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