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【大分県】

障害者のIT技術者養成 別府市の三菱商事太陽

大分合同新聞 2018年6月14日(木)

NTTデータイントラマートと共同で、障害者のIT技術者を養成する取り組みを始めた三菱商事太陽=別府市

 別府市の三菱商事太陽とソフト会社「NTTデータイントラマート」(本社・東京都)は、障害者のIT技術者を養成する取り組みを共同で始めた。イントラマート社は障害者を対象にしたプログラミング技術習得講座の教材を提供。三菱商事太陽は講座の受講料を全額負担し、修了者を選考して雇用する。障害者の技能向上を支援し、就労機会の確保につなげる。

 両社はWebアプリケーションの構築や運用ができるソフトウエア「イントラマート」を習得する技術者養成講座の受講者の募集を1日から始めた。応募条件は▽障害者手帳を持っている▽自宅にパソコンがあり、インターネット接続環境がある▽三菱商事太陽に就職(在宅就労を含む)を希望し、週20時間以上働ける―ことなど。定員は20人で、応募多数の場合は選考する。県内外は問わない。研修期間は8月1日から2019年3月末までのうちの任意の2カ月間で、インターネットを使って自宅で履修できる。
 修了認定を受けた人の中から、実務研修などの選考を経て三菱商事太陽が在宅就労型のシステムエンジニアとして雇用契約を結ぶ。採用人数は決まっていない。応募や選考状況などを見て判断する。
 同社は従業員114人のうち約6割の70人が障害のある人で、その多くがITを活用して情報処理システムの開発やホームページ作成などの業務を担っている。在宅就労者も5人雇っており、これまでの実績とノウハウを活用するという。雇用契約に至らない場合も想定されるが、全国的にIT技術者の不足に悩む企業が増えているといい、障害者の就労支援にもつながるとみている。
 同社の福元邦雄社長は「やる気があっても通勤が困難で働くことを諦めていた障害者に仕事を提供できれば。来年度以降も継続していきたい」と話している。

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