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【青森県】

生活習慣病対策へガイド冊子作成/青森市

東奥日報 2019年7月18日(木)
青森市が発行した「あおもり生活習慣病予防ガイド」。データと対策が分かりやすく掲載されている
青森市が発行した「あおもり生活習慣病予防ガイド」。データと対策が分かりやすく掲載されている

 青森市は本年度、健康寿命を延ばすためのポイントをぎっしり詰め込んだ冊子「あおもり生活習慣病予防ガイド」を発行した。世代別、習慣別、居住地区別の課題をデータで示しながら、その対策をイラスト入りで分かりやすく紹介。市が育成する「あおもり健康づくりリーダー」らに配布し、地域や職場での活動に役立ててもらう。

 厚生労働省の「2015年市区町村別生命表」によると、青森市の平均寿命は男性が78.9歳で全国ワースト50位、女性が85.7歳で同23位。市は現状と課題を「見える化」しようと、県立保健大学の大西基喜特任教授ら専門家7人の協力を得て健診受診率などのデータを集め、その結果をガイドとしてまとめた。

 市によると、全国的には兵庫県尼崎市が同様のガイドを作成しているが、県内の自治体では初という。

 A4判オールカラー20ページの冊子では、健康づくりの必要性の根拠となる各種データを示した上で、子どもの食育、現役世代の喫煙・肥満対策、高齢者の効果的な運動などさまざまな生活習慣病対策を紹介。

 ラーメンやジュースの消費量が多く、高い喫煙率や多量飲酒という糖尿病につながりやすい市民の食生活の傾向も示し、生活習慣の見直しを呼びかけている。

 また、市内10地区別の特定健診受診率、メタボ該当・予備群の割合、運動習慣がない人の割合、早食いの人の割合なども掲載し、地域ごとの健康づくりの指標となるよう工夫している。

 ガイドは、市健康増進センター「元気プラザ」などで閲覧できるほか、今後は市ホームページからもダウンロード可能となる予定。問い合わせは、市健康づくり推進課(電話017-743-6111)へ。