災害時の情報、瞬時に見やすく 人吉医療センターが支援システム開発
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2020年の熊本豪雨で浸水した人吉市の地域医療機能推進機構・人吉医療センターは、災害時の救急対応など院内の状況をデジタル情報でリアルタイムに把握できる支援システムを、清水建設(東京)と共同開発した。センターは球磨川の氾濫に備えた時系列対応「タイムライン(TL)」を同社と策定しており、災害拠点病院の機能強化に向けたシステムの導入も検討する。 院内の対策本部は豪雨災害時、職員の参集、患者や機器の移動などの状況をホワイトボードに一つ一つ記入して整理していた。新たな支援システムではボードに代わるデジタル画面と、専用アプリを入れた各職員のスマートフォンを活用。どこで誰が活動しているかが平面図で示され、任務完了の報告も画面に一覧表示される。 医師や看護師、救急搬送された患者は色分けして位置が示され、対策本部がトリアージや治療など一刻を争う局面で、的確で迅速な人員配置が可能になる。集約された情報は活動記録としても残せるという。 センターは16日、TLに沿った防災訓練で支援システムを検証。木村正美院長は「いろんな情報が瞬時に入り、どこに人員が必要なのかが分かる」と話した。(中村勝洋) |
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