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【高知県】

住民と消防など連携し救急ボランティアの初期対応訓練

高知新聞 2019年6月13日(木)
救命処置の手順を復習する住民ボランティア(津野町役場本庁舎)
救命処置の手順を復習する住民ボランティア(津野町役場本庁舎)

 高岡郡津野町の住民有志でつくる「町救急ボランティア(略称・EVT)」がこのほど町役場本庁舎で訓練を行い、約20人が初期対応の注意点を確認した。
 EVTは2013年に発足。14年9月からは、救急隊の到着前に率先して心肺蘇生法などを行う「ファースト・レスポンダー(初期対応者)」の取り組みを続けている。
 6日の訓練では、高幡消防組合津野山分署の職員が傷病者の家族に扮(ふん)して状況や持病を説明。参加者は胸骨圧迫(心臓マッサージ)などを試み、救急隊への引き継ぎも練習した。
 参加者は「家族に『早く処置して!』と言われると慌てる」と冷静な対応の重要性を感じた様子だった。
 EVT設立時から指導する近森病院の杉本和彦医師は「救命講習を受けた人が早く介入することで、助けられる命が増える。取り組みの継続がすごく大切」と話していた。
 訓練の後には熱中症予防を学ぶ講習会もあり、メンバーや町民約60人が耳を傾けた。(早川健)