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【北海道】

インフル予防接種を・・・室蘭、登別で高齢者助成始まる

室蘭民報 2019年11月7日(木)

 西胆振管内の医療機関でも、インフルエンザの予防接種(ワクチン接種)が本格的に始まっている。室蘭、登別両市の「高齢者対象・予防接種公費助成」は1日から始まった。既に北海道全体では「流行開始」の目安を越えている状況などから、室蘭保健所や各自治体、医療機関では、早めのワクチン接種を呼び掛けている。
 インフルエンザは、風邪のような症状に加え、38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などが強いのも特徴。抵抗力が弱い乳幼児や高齢者、慢性疾患がある人は気管支炎や肺炎の併発など重症化や死に至る危険性もあるため、一層の注意が必要だ。また、空気感染するため、外出時のマスク着用のほか、「ワクチン接種が効果的」とされている。
 ただ、重症化を防ぐワクチン接種は「接種後、抵抗力がつくまで2週間程度かかり、その効果は一定期間持続する、とされている」(室蘭市健康推進課)。このため、関係機関では「発症を抑え、重症化を防ぐため、早めに予防接種を」(登別市健康推進グループ)と訴える。
 本年度、室蘭、登別両市では、計63カ所の医療機関でワクチン接種ができるが、65歳以上の市民については一部が公費負担となるため、自己負担額は1500円となる。心臓や腎臓、呼吸器疾患などによる障害で、身体障害者手帳1級を持っている60歳以上の市民も同じ対応。
 このほか、国民健康保険加入者や後期高齢者医療制度の加入者、市民税非課税世帯、生活保護世帯は自己負担が無料(いずれも証明できる書類が必要)。
 その他の市民についての予防接種は、原則として全額自己負担。接種費用は各医療機関によって異なるが、おおむね3千円から5千円台程度だ。
 ワクチンは2015年度(平成27年度)から、A型2種類とB型2種類に有効なタイプとなっており、「従来より多くのウイルス型に対して予防効果が期待できる」(室蘭市健康推進課)という。