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【栃木県】

がん・生殖医療 連携促進 栃木県 17医療機関が県ネット

下野新聞 2019年12月19日(木)
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設立総会であいさつする白石代表

 子どもを持つことを希望する若い世代のがん患者を支援する「県がん・生殖医療ネットワーク」の設立総会が、県庁で開かれた。
 ネットワークにはがん治療と生殖補助医療を担う計17医療機関が参加。がん患者の生殖機能の温存に関する情報提供や、がん治療医と生殖医療専門医の連携の促進を目指す。代表には那須赤十字病院の白石悟(しらいしさとる)院長が就任した。
 がん治療では抗がん剤や放射線治療により生殖機能が低下し、妊娠や出産が難しくなる場合がある。ネットワーク設立で、がん治療施設は患者に対し、生殖機能温存の希望確認や、生殖医療に関する診療科の情報提供などを行う。一方、生殖医療の施設は必要に応じ、治療前のがん患者の卵子や精子の凍結保存などを実施し、生殖医療に関する情報提供に努める。
 設立総会後、日本がん・生殖医療学会の鈴木直(すずきなお)理事長が「地域におけるがん・生殖医療の現状と課題」と題して講演するなどした。