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【熊本県】

八代圏で唯一、結核病室2床の稼働始まる 熊本労災病院

熊本日日新聞 2019年12月26日(木)
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熊本労災病院に完成した結核患者用の病室=八代市

 熊本県八代市竹原町の熊本労災病院は24日、結核患者病室2床の稼働を始めた。今年3月で閉院した八代市立病院の結核医療を引き継ぐため、既存の一般病床を改修した。八代圏域では唯一となる。

 八代市立病院には結核病床30床があった。熊本労災病院では年に十数人が結核と診断されており、地域に診療拠点を残そうと、国の補助金を使って二つの個室を整備した。

 個室にはベッドのほか、シャワーやトイレを完備。フィルター付きの換気設備や、空気が外に流れ出ないように室内の気圧を下げる設備もあり、菌の拡散を防ぐ。

 病室前でテープカットがあり、猪股裕紀洋院長が「(新型インフルエンザなど)ほかの感染症の入院にも対応できる。地域の病院として役割を果たしていきたい」とあいさつした。(益田大也)