ニュース
医療

【福島県】

「AI問診」県内初導入 効率化で患者負担軽減、公立岩瀬病院

福島民友新聞 2020年2月10日(月)
ニュース画像
AI問診システムの利点を説明する三浦院長

 須賀川市の公立岩瀬病院は5日から、AI(人工知能)を使った問診システムを導入した。症状の把握やデータ化に役立つなど医師側のメリットのほか、来院から診察までの効率化など患者側の負担軽減も見込まれる。 

 タブレット型の通信端末がAIとつながっており、初診の外来患者に症状に関する質問に答えてもらう。

 AIは国内外の医学論文5万件のデータを学習しており、類推される診断案を医師側に示す。問診結果はすぐに電子カルテに反映され、医師はそれを勘案しながら問診、判断ができる。
 また、医師と看護師に同じ質問をされるなど患者としての煩雑さ解消や面と向かっては言いにくい症状も伝えやすくなるなどの利点もある。

 システムはユービー(東京)が開発し、2018年から全国で導入開始し、県内では今回が初導入という。内科と総合診療科、救急外来に計5台を配備した。

 三浦純一院長は「判断をするのはあくまで医師だが、医師と患者の最初の面接である問診が効率化し、医師が次の展開を準備しやすくなる。若手医師の研修にも応用できる」と、AI導入の利点を話している。